- ちゅうしん
- I
ちゅうしん【中心】(1)まんなか。 中央。
「町の~」「市の~部」「先生を~に記念写真を撮る」
(2)物事が集中する所。 また, 物事の主要なところ・もの・人。「政治・文化の~」「話題の~」「文人を~とする会」
(3)〔数〕(ア)円周上・球面上のすべての点から等しい距離にある点。 (イ)点対称図形の中心点。(4)こころの内。 心中(シンチユウ)。「~これを苦に病まぬ訳には行かなかつた/蒲団(花袋)」
(5)重心のこと。II「~をとる」「~を失ってたおれる」
ちゅうしん【中身】身分・禄高などが中位であること。 また, その人。III「大身・~・小身によらず/甲陽軍鑑(品一二)」
ちゅうしん【中震】震度 4 に当たる地震。 家屋の動揺が激しく, すわりの悪い花瓶などが倒れる。IVちゅうしん【忠信】真心を尽くし, 偽りのないこと。 忠と信。V「人能(ヨク)~ならば亦(マタ)善からずや/明六雑誌 12」
ちゅうしん【忠心】忠義の心。VIちゅうしん【忠臣】(1)忠義な家来。 忠義な臣下。⇔ 逆臣(2)准(ジユン)大臣の異名。~は二君(ニクン)に事(ツカ)えず〔史記(田単伝)〕忠臣は, いったん主君を決めて仕えたら, 再び他の主君に仕えたりはしない。~を孝子(コウシ)の門に求む〔後漢書(韋彪伝)「求忠臣必於孝子之門」による〕親に孝養を尽くしている者は必ず君主にも忠であるから, 忠臣を求めるならば孝子の家に求めるのがよい。VIIちゅうしん【柱心】柱の中心。VIIIちゅうしん【注進】(1)事件を記して急ぎ上申すること。(2)事件を急いで目上の人に報告すること。IX「御~に及ぶ」「其兄なる執事を取次とし早くも此事を~しけり/経国美談(竜渓)」
ちゅうしん【衷心】心の奥底。 まごころ。「~から哀悼の意を表します」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.